HOME › 2018年05月17日
さよならじゃなくて・・・
ありがとう
を伝えたくて
母の顔を見に行ってきた。
兄夫婦に自宅で介護を受けていた母。
食べれなくなって
起き上がれなくなって
入院して
医師から余命も告げられた。
不思議と気持ちは穏やかで
静かに眠る母の白い手を握りながら
話しかけてきた。
開かない瞼を動かし
口をもごもごさせ
ぎゅっと握り返してくれることが
ただただ嬉しくて
私は母の子で幸せだったと
本当にそう思う。
母さん子だった私は
母はいつまでも元気なままでいてくれて
別れる時が来るなんてずっとずっと先のことだと
心の中で怯えながら考えないようにしていたけれど
そんな私はもう今はいない。
家のこと義父のこと仕事
母のことを最優先に出来ず後回しにしてきたけれど
苦労人の母だから
ちゃんと分かって許してくれてたはず。
ごめんね・・・じゃなくて
ありがとうをまだまだ何度も何度も伝えたいから
また会いに行くね。
そんなことを考えながら過ごした1日でした。
いまは高山に帰ってきて
ミシンの前にいます。
たぶん
今一番心穏やかに母のことを想える時間は
ミシンに向かっているときだから。
を伝えたくて
母の顔を見に行ってきた。
兄夫婦に自宅で介護を受けていた母。
食べれなくなって
起き上がれなくなって
入院して
医師から余命も告げられた。
不思議と気持ちは穏やかで
静かに眠る母の白い手を握りながら
話しかけてきた。
開かない瞼を動かし
口をもごもごさせ
ぎゅっと握り返してくれることが
ただただ嬉しくて
私は母の子で幸せだったと
本当にそう思う。
母さん子だった私は
母はいつまでも元気なままでいてくれて
別れる時が来るなんてずっとずっと先のことだと
心の中で怯えながら考えないようにしていたけれど
そんな私はもう今はいない。
家のこと義父のこと仕事
母のことを最優先に出来ず後回しにしてきたけれど
苦労人の母だから
ちゃんと分かって許してくれてたはず。
ごめんね・・・じゃなくて
ありがとうをまだまだ何度も何度も伝えたいから
また会いに行くね。
そんなことを考えながら過ごした1日でした。
いまは高山に帰ってきて
ミシンの前にいます。
たぶん
今一番心穏やかに母のことを想える時間は
ミシンに向かっているときだから。